言い訳しながら報告します

現役の学校栄養士が写真とイラストで報告する、言い訳の日々。

 

8粒


Category: 給食の食材   Tags: ---

20160220管理表01





ソバの実8粒混入で、学校給食4500食を廃棄(毎日新聞 2月20日より)

このタイトルを見て「は?」と思ったけど、記事を読んで納得。
おおよその内容を短くまとめると・・・



松山市のA調理場で、ポークビーンズを作るために仕入れた大豆約50キロの中に、ソバの実8粒が混入しているのを見つけた。同市B調理場でも同じ業者から大豆約85キロが納品されていた。しかしB調理場では既にポークビーンズを調理中だったため、蕎麦によるアレルギー反応を心配して4500食分を全て廃棄した。



この判断、もったいない?そこまでやらなきゃいけない??
それは食材費やモロモロを考えたらそうなるかもしれないけど、アレルギー対応をしている給食現場であれば、当然の処理だと思う。

今回のことは、子どもたちに蕎麦アレルギー調査をしてなかったため、アナフィラキシーの可能性があったこと。それを考えれば、子どもの空腹や食材廃棄にかかる金銭ではなく、最優先するのは安全だからだ。

新聞記事によると、給食で蕎麦を出さないので、事前の食物アレルギー調査項目に蕎麦を入れてなかったとあった。

現在のアレルギー調査は、「学校生活管理指導表」に基づき、食物アレルギーであれば原因食物の項目に「ソバ」が入っている。違う様式を使ってたんだろか・・・?
(本日の写真は「学校生活管理指導表」のアレルギー疾患用の一部切り取りコピーです)

大豆という自然の食べ物に蕎麦の実8粒でも異物混入であり、食物アレルギーを考慮した今回の対応を考えると、今後は愛媛県(松山市)も調査書の内容を一考することになるだろう。

そしてワタクシは、他人事じゃないよなあ、とビビるのであります。

※この記事は2月20日時点での毎日新聞の記事を参考にしています。
 事実と異なる情報が新たに出た時は、後日、修正いたします。

※参考サイト:独立行政法人 環境再生保全機構
アレルギー児の安心・安全な学校生活のために 入学・進学のときに知っておきたいこと





20160220基本





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テーマ : 絵日記    ジャンル : 日記


Comments

こんにちわ

4500分の8と言うと粒の入る確率は0に近いですが
可能性の有る以上はですね それに成分としては僅かな
量の蕎麦成分が混入してしまうわけですから当然とも
言えそうです 今は色んな製品に何々を使った製品と
設備を共用していますとか明記されている位ですから
アレルギーにはシビアな時代ですよね・・・・以前は
こんな事全く気にしていない時代も有ったのですがね・・・
なにより優先あ安全なのですが何もそこまで・・・・とか
思ってしまうのもまた事実ですね う~ん

それでは
 
名無し さん
> こんにちわ
>
> 4500分の8と言うと粒の入る確率は0に近いですが
> 可能性の有る以上はですね それに成分としては僅かな
> 量の蕎麦成分が混入してしまうわけですから当然とも
> 言えそうです 

こんにちは!

蕎麦は発症してしまうと重篤なケースが多いので、今回の処置は正しいと思っています。
可能性のあることはやはりキケン、命がかかっているだけに、もったいないという言葉は(少なくとも)作る側は言えないかなあ。

> 今は色んな製品に何々を使った製品と
> 設備を共用していますとか明記されている位ですから
> アレルギーにはシビアな時代ですよね・・・・以前は
> こんな事全く気にしていない時代も有ったのですがね・・・

製造ラインでのコンタミネーション、これもやはり気になります。
食物アレルギーの除去の場合、調味料などもメーカーの成分表を必ず取り寄せて確認します。
ホント、食物アレルギーはこれほど多くなかったよなあなんですが、
求められているのであれば対応する時代、そういうことになるのかな。

> なにより優先あ安全なのですが何もそこまで・・・・とか
> 思ってしまうのもまた事実ですね う~ん

きっと私も作る側でなければ、そこまで・・・なんて思うかもしれないですが
食物アレルギーの除去をするということは、最低限が「何もそこまで」であり、何もそこまで以上を求められることもあったりで・・・
廃棄するのと命にかかわることであれば、迷いなく廃棄しちゃう。
こういうことになるのでしょうね。
 
こんにちは。

これは仕方ないことですね・・。
命の問題がありますもの・・・。

アレルギーのある子は親が守るか
専門にお料理をしてくださるところがあれば助かりますね・・。

アレルギーも1年毎の検査に入れてほしいものですよね!
そして自身の自覚も大事だと思います。

 
このような場合 納入業者の責任問題になるのでしょうか?
4500食分どこかに回すわけにもいかないでしょうし
でも、気づいてよかったですね
万が一そばアレルギーの子がいて反応してしまったら
死に至る場合もあるわけですから
怖いですね。。。
アレルギー検査を詳しい項目で調べていたら
ここまではならなかったのでしょうか・・・

友人のお子さんはエビ・カニがだめで
献立表とにらめっこして、お弁当を持たせていました
うちはこのような苦労がなかったので大変だよね~
と、他人事になってしましますが
現場の方や当人、保護者の方はそうはいきませんね


 
yamaneko さん
> こんにちは。
>
> これは仕方ないことですね・・。
> 命の問題がありますもの・・・。

ママさん、こんにちは!

最優先は命の安全を守ること。
給食を廃棄したことの問題よりも、廃棄しなくてはいけなかった作業手順なのかなあ。

> アレルギーのある子は親が守るか
> 専門にお料理をしてくださるところがあれば助かりますね・・。

学校が出来ることには限りがあるし、保護者の方の協力がまずないと!
アレルギー検査もしっかりしたアレルギー知識のある医師にかかるかどうかで変わってくることもあるようですしね。

> アレルギーも1年毎の検査に入れてほしいものですよね!
> そして自身の自覚も大事だと思います。

おおおっ!ママさん!!!素晴らしい!!!!!
給食の除去食対応で言えば、アレルギー検査は1年毎です。
成長にともなって軽減や解消されることもあるので、「不必要な除去は行わない(必要な栄養素をしっかり取るという意味で)」も大切なことです(^^)

そしてそして、自分の体のことをよく知ること。
これはとっても大事なことですよね〜〜〜〜!!!(*^^*)
 
ひめ さん
> このような場合 納入業者の責任問題になるのでしょうか?
> 4500食分どこかに回すわけにもいかないでしょうし
> でも、気づいてよかったですね

食べる前に気づいてよかった!ですが、責任問題、考えますよね。
今回のケースは、自治体側が蕎麦のアレルギー検査をしていなかった

※「えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生」は、患者数の多さや症状の重さから原材料や加工に至るまで表示義務があります。

蕎麦の実が混入する可能性がある商品、これを納入業者と自治体がどれくらい認識していたか?もあるかもしれません。

どうなんでしょうねえ、補償となると納品業者に全て被るとは考えられないかなあ

> 万が一そばアレルギーの子がいて反応してしまったら
> 死に至る場合もあるわけですから
> 怖いですね。。。
> アレルギー検査を詳しい項目で調べていたら
> ここまではならなかったのでしょうか・・・

死に至ることもある、それだけに可能性が残るのであれば廃棄は正しかったかな。
アレルギー検査の結果を必要以上に神経質になり、不要な除去をすることも問題となっています。
どういう対処を望むのかは、保護者との面談で決定しますが、重篤な反応がでる子どもであれば、心配されて当然でしょうしね。

> 友人のお子さんはエビ・カニがだめで
> 献立表とにらめっこして、お弁当を持たせていました
> うちはこのような苦労がなかったので大変だよね~
> と、他人事になってしましますが
> 現場の方や当人、保護者の方はそうはいきませんね

エビやカニも反応が出ると重いですし、調味料やエキス、隠し味(キムチにオキアミなどの使い方)となると姿形がないだけに入ってないと思って食べてしまったら・・・!
なので、使用する食材はメーカーや生産者の成分分析表で確認します。

周囲の方たちやお友だちの協力も理解も必要だし、命にかかわる理由で食べられないことを、何よりも自分自身が認識しなきゃですもんね。
小さい子どもであれば、お隣の子と同じものが食べたいこともあるでしょうし。
ホント、そういう子どもたち(大人もね)がなんでも食べられるようになるといいなあって思います(^^)
 
アレルギー
さて、昔はどうだったのだろう。。。なんて思ってしまいますね。
今回の処置は間違いではないと思います。
命が大切ですから。
だからこそ、こういうことが起きないような配慮も大切だと思うのです。
日本では正しいこととして捨てられてしまう4500食もあれば、その日に少しのごはんも口にできないでなくなってしまう子どもがいることも事実。

貧困で食べるものにも事欠き・・・という記事の半面、時間がきたら食べられるものでも処分することが決まりとして配ることすら許されない(安全面を考えれば正しいのだけど)状況を、もうちょっと何とかできないのかな~と思います。

・・・国会で上げ足とって、個人攻撃している場合じゃないだろう・・・
と思ってしまうのは、おかしいのかしらぁ~
 
食と命は直結してますよね。
今回の出来事はおたぬきさんの記事で初めて知りました。

提供する「食」の対象人数が多くなればなるほど、「安全」を平等に提供するのは
難しいことなのかもしれません。
いつの頃からか「アレルギー」という言葉が社会で認知され、どんどんと力を持って
説得力のある言葉へと変化してきました。

そのアレルギー源が多種なだけに、おたぬきさんのように提供する側の神経の使いようは
想像を超えるものであり、重責だと改めて思います。

betipaさんのおっしゃるように、餓死する人が現実にいることも確かなことで、食べ物の大量生産・大量廃棄が繰り返される日本の今を考えると、「これが正解」という答えを出すのは難しいことのように
思います。

 
こんにちは。
確率でいくと、小さいけれど・・・有るか?無いか?だと有るになる。
アレルギーって、びっくりするほどの混在で症状が出たりしますものね。
廃棄は、しょうがなかったでしょうね。
こういった廃棄物が、有機エネルギーになるようなサイクルが徹底してるといいですね。
 
betipa さん
> さて、昔はどうだったのだろう。。。なんて思ってしまいますね。
> 今回の処置は間違いではないと思います。
> 命が大切ですから。
> だからこそ、こういうことが起きないような配慮も大切だと思うのです。

誰もが思う、「昔って、こんなにアレルギーの人がいたっけ?」
給食で除去が始まったのも、その数の多さも要因の1つかな。
命がかかってるし、大勢が食べるものだけに管理をどうするかは今でも試行錯誤してます。

> 日本では正しいこととして捨てられてしまう4500食もあれば、その日に少しのごはんも口にできないでなくなってしまう子どもがいることも事実。
>
> 貧困で食べるものにも事欠き・・・という記事の半面、時間がきたら食べられるものでも処分することが決まりとして配ることすら許されない(安全面を考えれば正しいのだけど)状況を、もうちょっと何とかできないのかな~と思います。

乱暴な言い方になってしまうんですが・・・

目の前で食べたら命のキケンになるかもしれない食べ物が混じっている(異物混入)は「事故」
貧困で飢えに苦しむ人たちがいることは「事態」

自分が事故に繋がる直面に遭遇したら、やはり危険回避に全力になるかなあ。
そういう意味で、今回の処置は正しいと思えるのです。
ただし、どうにかしなきゃいけない事態に対しては、時間も意見も交えて協議し改善する・・・
ちょっと都合良すぎる展開かしら???

> ・・・国会で上げ足とって、個人攻撃している場合じゃないだろう・・・
> と思ってしまうのは、おかしいのかしらぁ~

ほんとにね、しっかり正して欲しいことが後回しになるのはダメダメだもの。
やることやってから、ですよね〜!
 
ツヅレサセコオロギ さん
> 食と命は直結してますよね。
> 今回の出来事はおたぬきさんの記事で初めて知りました。

私の知る限り、このニュースって殆んど報道されてないみたいですね。
今じゃこういうことで報道することがないのかなあ。

> 提供する「食」の対象人数が多くなればなるほど、「安全」を平等に提供するのは
> 難しいことなのかもしれません。
> いつの頃からか「アレルギー」という言葉が社会で認知され、どんどんと力を持って
> 説得力のある言葉へと変化してきました。

自分の家で、自分で食べたもんであれば自己責任になるけど、大勢で同じものを食べるとなると・・・
アレルギーが幼い子どもに多くなっているから、抵抗力や体力面を考えても、より細かな対応を必要とされてるしね。

> そのアレルギー源が多種なだけに、おたぬきさんのように提供する側の神経の使いようは
> 想像を超えるものであり、重責だと改めて思います。

除去対応、ホント、原因食材を除くだけと考えたら簡単そのものに思えるけど
アレルギーの原因が1つだけでないし、重篤度も違うし。
始めた対応は徹底することも必要なだけに、まだここがあったかー!なんてこともありで試行錯誤中です(^^;)

> betipaさんのおっしゃるように、餓死する人が現実にいることも確かなことで、食べ物の大量生産・大量廃棄が繰り返される日本の今を考えると、「これが正解」という答えを出すのは難しいことのように
> 思います。

アレルギーではないけれど、かつての事件を発端に始まった、当日配送された未開封の牛乳を全て廃棄する。
これは頭の中を空っぽにしないと未だに抵抗があるなあ・・・
日々、食べ物を作って捨てる仕事。
生きるための仕組みってなんだろなあ、なんて思っちまいます。
 
マダム猫柳 さん
> こんにちは。
> 確率でいくと、小さいけれど・・・有るか?無いか?だと有るになる。
> アレルギーって、びっくりするほどの混在で症状が出たりしますものね。

マダム、こんにちは♪

キウイの汁が飛んだだけ、すりゴマの粉末が空中に舞っただけ・・・
何も反応しない人たちと違って、これらをアレルゲンとする人は、これだけで嘔吐や死に至ることもあったりする。
そう考えると、あるかもしれない原因食材が混入してる可能性があれば、今回の処置は・・・

> 廃棄は、しょうがなかったでしょうね。
> こういった廃棄物が、有機エネルギーになるようなサイクルが徹底してるといいですね。

もったいない!って心の何処かで考えない人なんていないと思うんですよ。
でも、「命がかかる右」か「もったいないの左」か選択する時は、左を考えちゃいけないこともある。
そういう意味で、今回は正しかっただろうなあなんて思っています。
ホント、廃棄物をもっと還元できるといいんですよねえ・・・
 

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