言い訳しながら報告します

現役の学校栄養士が写真とイラストで報告する、言い訳の日々。

 

闘う玉ネギ


Category: 給食の食材   Tags: ---

20170222玉ねぎ







玉ネギ、人参、じゃが芋は給食の三種の神器と呼べるくらい使用頻度が多い。

和洋中どんな料理でも使えるし、調理方法も選ばない、価格もほぼ1年を通して安定しているので使いやすい。
まさに神ってる食材と言えるだろう。

しかし玉ネギはいざ包丁を入れると同時に泣きが入り、流す涙でヒトから闘争意欲をなくさせるツワモノ。

玉ネギを噛んだりスライスして傷つけると、玉ネギの細胞はやられた!と察知し酵素(催涙物質は、syn-プロパンチアール-S-オキシド)を出す。

この酵素は普段はおとなしいものだけど、傷つけられると匂いや目に痛みを与える分子を大量に放出!玉ネギが動物やヒトの攻撃から身を守るために進化させた護身術といえる。

また、冬に甘くなる大根は甘味は首元(地表)に近い部分が多く、根っこは普通か時には辛味(イソチオシアネート)を含むこともある。この辛味も大根をかじったりおろしたりと、大根の細胞を傷つけた時に初めて発生する成分。

虫が「なんだこりゃ!まずいじゃないかっ、ペッペッ!」となるような成分を作りだし、食べられないようにするための防衛策だという。
夏大根が特に辛味(時に苦味)が強くなるのも、地中の温度が高くなり虫が増えてくるのでそれに対抗するため、辛味増強作戦で対抗してる。

玉ネギを食べて強烈パンチをくらった動物の大半は、二度と食べてみようとしなくなる。ヒトはどうにかしてやろうとゴーグルや電子レンジだと対抗策をたてるけど、決してひるまない玉ネギを前にすると、大した奴だと思ってしまう。

大根にしてもしかり。
夏大根は辛いなんてのは勝手にヒトがほざくことであって、大根にしてみれば種を残すために必死なのだ。

自然の力は偉大だなあ、と玉ネギと大根をしみじみ眺めてしまうのであります。



20170222涙




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テーマ : 絵日記    ジャンル : 日記

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