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1月は正月行事が仰山。
七草にかけた具だくさんの汁物や、小正月にあやかった小豆ごはんなども作った。さらに1月24日から30日は「学校給食週間」がある。前の記事の「クジラ竜田揚げ」もこれに便乗した献立。
学校給食週間では、自治体によっては給食展を開いたり、テレビニュースで流れるような「カニ一杯」や「ステーキ」などが地元生産者から提供されることもあるようだ。
おたぬきが勤務している学校は、そのようなド派手なものは無縁・・・せいぜいクジラであり、今回のソフト麺。それだってゼーゼー言いながらかな。
このソフト麺は東京圏・関東圏の昭和のチビッコにはおなじみだけど、それでも学校によって一度も食べたことがない!と言われることだってある。
さらに、平成29年現在、麺は冷凍うどんや通常の中華麺やスパゲッティを提供できるので、ソフト麺は絶滅危惧種というよりも、ほぼ絶滅に近い存在。扱う業者さんがいないと、「食べたい!」と叫んでもモノそのものが手に入らない。
今回は正統派の食べ方の1つ、ミートソースを絡めてみた。
ソフト麺は1人前ずつ袋に入っているので、これを再加熱(蒸す)しミートソースと合わせてみると・・・、あーら!昭和の頃よりもお上品・・・!!
自分が昭和に食べたソフト麺はもっと太くて、袋を開けると独特のソフト麺臭?がしてたのに、いやいや、上品というか(小さな声で)逆にソフト麺らしさが腑抜けじゃんなんて思わせるくらい。おまけに柔らかいから、ほぼ飲物扱い。
教室を回りながら、「ねーねー、今日家に帰ったらソフト麺食べたかお家の人に聞いてよー」と触れて回るタヌキが一匹。
その横で、生徒たちはしげしげとソフト麺を眺め、黙々と食べる。
果たしてソフト麺に「次回」はあるのか?答えはソフト麺次第かもしれない。
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