言い訳しながら報告します

現役の学校栄養士が写真とイラストで報告する、言い訳の日々。

 

さすまた


Category: 学校の出来事   Tags: ---

20161030地図







さすまた、使ったことがある方、手を上げてー!

本気で使ったことがあるぜ、ってお返事があるとそれはそれで「マジ?!」だけど、そもそも「さすまたって、何?!」となる方もいらっしゃるかも。

江戸時代の捕獲用具が起源で、「刺」と「股」と書いて「さすまた」

学校では不審者対応でさすまたを常備し、警察と協力して不審者対応の訓練をしている。

つい先日、この訓練があり、毎年と同じく警官が犯人役となって学校に乗り込んでくる。
もちろん訓練なので、「ここで叫ぶんで、そしたら先生たちは手分けして、さすまたを持って犯人確保にあたってください」なんて感じで、事前にある程度のストーリーに沿った訓練。

訓練だから実践に役立つものじゃないと意味がない。

そんな雰囲気もあって、犯人役の警官はかなりの迫力。
「てめえら、ふざけたことするんじゃねえ!」なんて、しっかり叫びながら学校に乗り込んでくる犯人役の警官の方。先生たちが、すわっ!と駆け寄りさすまたを受け、廊下で捕物が繰り広げられ・・・

「あっ、そこじゃダメダメ!もう少し腰の方にさすまたを下ろして・・・あっ!そう!そこですそこ!・・・チクショー!放せよ!!・・・、で、もう1人は膝の後ろの方に回って・・・そうです、そこを押さえられると動けなくなるんでOKです!・・・、バカヤロウ!てめーら、ふざけんなよっ!」

さすまた使いのアドバイスと犯人という、相反する二役で大活躍。

この様子を見ながら、やっぱ本職!と感心し、さすまたが本気で必要となる日が来ませんように!と思った次第でございました。





20161026記号01

20161026記号02



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竹輪の天ぷら


Category: 献立の話   Tags: ---

20161026竹輪天







麺類の献立で困ること。

最大の悩みは副菜を何にするのかに尽きる。
副菜に悩まなくても、うどん一杯で満足できりゃいいじゃん。

確かにその通り!

しかし麺類献立全般に言えるのが、とにかく麺類はエネルギーが上がらない。中学生の(一般的な給食)1食820〜830kcalに対し、下手すりゃ600kcal台。

それに使用できる機器や人手や手順を考えれば、なんでも作れる訳じゃないし、パッと見、うどんの皿1枚がお盆にのって終了ってのも如何なものか・・・

五目けんちんうどんの付け合せに悩んでいたら、隣の席の先生から「竹輪の天ぷら、食べたいなあ」の一言。他に浮かぶものもなく、ええいっ!と竹輪の磯辺揚げ(青海苔を混ぜた天ぷら衣)、さつま芋の天ぷらを副菜にした。

竹輪の天ぷらは旨いけど、正直、コジャレたものが身の回りにいくらでもあるイマドキの子どもたち。竹輪の天ぷらってどういう感覚なんだろかと思っていたけど、教室を回っていたら一人の女子生徒が、竹輪が並んでいる食缶をマジマジ見つめ

「竹輪の天ぷら、私、大好きっ!!お菓子よりケーキより竹輪の天ぷら!!!」

その日の給食が終わった後、竹輪の天ぷらはひとかけらも残っていなかった。

以前、食パンの耳を揚げて砂糖をつけたの食べたい!と懇願されて作ったこともあったなあ、予想を遥かに超える生徒たちのコーフンぶりにビビったなあ、なんてことも思い出してしまった。

イマドキとは言ったけど、何がイマドキなのか時々分からなくなるワタクシでございます。

★本日の給食★ 牛乳 五目けんちんうどん 天ぷら 柿  合計763kcal





20161029竹輪



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武家屋敷跡


Category: 給食の食材   Tags: ---

20161012牧場







給食といえば?牛乳!

良くも悪くもイコールとなってつながるものが牛乳になると思う。

現在、給食で食べるもので政府からの補助金があり、市販品よりも安く手に入るのは生徒たちが飲む牛乳。カルシウム補給が大きな目的であり、乳アレルギーがない限り生徒たちはごく普通に飲んでいる。

おたぬきが勤務する中学校は都内にあっても、校舎は昭和そのものだしほどほどの緑が周囲にあり、強風が吹けば校庭で小さな竜巻を見ることができる。風情とかそういうもんじゃないけど、昭和の佇まいは妙な安心感があるのも確か。

さらに時代を遡ると・・・

東京の都心部では、北海道で酪農が始まる以前の明治6年に7軒の牧場があり、明治32年には牛が約3000頭飼育されていたそうな。

これは江戸から明治に変わり、諸大名の江戸屋敷も廃止され、多くの武家屋敷跡が荒れ放題の廃墟になっていたそうだ。そこで職を失った武士達の失業対策も兼ねて払い下げをし、農地や牧場にしたからだという。
かの芥川龍之介の実父も、現在の新宿あたりで牧場(耕牧舎)を営んでいたとのこと。

江戸市中に屋敷を構えていた殿様は、その後自分の家屋敷が荒れ放題になり、農場や牧場になったなんてゆめゆめ思わなかっただろうなあ。

もし今、東京都心に牧場があったらどういう景色だろうか。

雨で水浸しの校庭を眺め、グイッ!と牛乳を飲むおたぬきでございます。

東京の牛乳物語
※漂流牛乳 山口乳業 大月耕牧舎





20161012牛乳




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十三夜


Category: 献立の話   Tags: ---

20161014十三夜







10月13日は「十三夜(じゅうんさんや)」だった。

十五夜や十六夜って知られてても、十三夜となるとどうだろか?

なんて偉そうに入ってるけど、ワタクシの場合は、献立を考える時に暦に何か書いてあれば、「これ、使える?」なんて虎視眈眈。そこで出会ったのが十三夜てな感じで・・・


十三夜は十五夜に次いで美しい月だと言われているため、中秋の名月(十五夜)から約1か月後に巡ってくる十三夜のお月見を昔から大切にしていて、十五夜または十三夜のどちらか一方しか観ないことを「片見月」「片月見」と呼び、縁起が悪いこととしていました。
十五夜、十三夜、十日夜の3月見とは? All About 暮らし より)


なるほど、由来はわかったけど、ワタクシが必要とするのはそれが行事食に繋がるかどうか。
すると、『十三夜には栗や枝豆を供えることから「栗名月」「豆名月」』(同サイト参考)とあるじゃあないか!やったね!!

ということで、この日の献立は数年前から栗と黒豆を入れた「十三夜ごはん」を作っている。

過去の経験で、生徒たちは栗も豆もさほど興味はないらしい。
でも栗ごはんは秋に一度は作りたい、でも、栗だけハネて残してきてるのを見ると「こらっ!高いんだぞ!」と、栗そのものよりも値段が気になってる状態。

だから生栗を丸ごとじゃなくて1/4にカットする、とってもセコい方法。
お月様の黄色は卵焼き、季節のブドウだって巨峰は高いから1個だけゼリーに投入。

思った以上に栗は食べてたけど、黒豆と卵の上にかけたグリンピースはしっかりハネられてた。

何がどう転んでも豆は別格、本日の結論はこれでございます。





20161013十三夜




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Category: 給食の話   Tags: ---

20160927羊







20160927栄養

2016927養





20160927漢字





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ホッカホカ


Category: 給食の話   Tags: ---

20160917草津







給食のネックは、出来立てのホヤホヤが食べられないこと。

出来上がりに関しては、調理後2時間以内の喫食であり、校長(管理職が多い)の検食(生徒が食べる30分前が目安)など、出来上がってからも時間や提供方法に独自のものがある。

分かっていても大規模校や出来上がってから運搬を伴うセンター方式の学校は、なかなかこの通りいかないことも。

その点、私が勤務する学校のように自校炊飯の中小規模校は、「時間」という点では融通がきくことも多いだろう。

魚でも肉でも、生徒たちにはできるだけホカホカのものを食べさせたい。

特にチーズが上に乗ったものなどは、あっという間に硬くなってしまうしね。

そう思ってても、出来上がったものを食缶に並べてピッチリ蓋をすると、中ではホカホカの蒸気のせいで蒸らし状態が続いてしまう。

トーストなどはカリッと焼き上げてもシトッとしてしまうので、ピッタリ蓋をせず、少しだけずらしておいて、教室に配膳車を移動させる時にピタッと蓋をするようにしている。

少しだけ食缶内部の温度を下げてムレを防げても、その分ホカホカは逃げてしまう。

融通はきいても悩ましいことはある、というお話でございます。





20160917ソファ





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メカジキを食らう


Category: 給食の食材   Tags: ---

20160927座布団







食中毒には細菌性、ウィルス、自然毒、化学性など様々な原因がある。

化学性の中でも給食食材として気をつけなきゃいけないのがヒスタミン中毒。


赤身魚(マグロ、ブリ、サンマ、サバ、イワシ等)に多く含まれるヒスチジンは、ヒスタミン産生菌が産生する酵素の働きで、ヒスタミンになります。ヒスタミンとして100ミリグラム以上食べると、食中毒を発症するとされています。 ヒスタミン産生菌の中には、海水中に存在して漁獲時にすでに魚に付着している可能性があるものがあります。
(食品衛生の窓「魚を食べたら、じんましんが・・・~ヒスタミンによる食中毒~」より)


サンマ、サバ、イワシって給食でも度々登場する魚だけど、実際の中毒症状が出た症例ではカジキが最も多いという報告がある。(同上サイトより)

東京都から注意喚起があったり、保健所からも使用について聞かれたこともあり、だから、という訳だけではないけど長らくメカジキを食材として使っていなかった。

しかし9月の献立の魚を決めかねてた時、業者さんから「ヒスタミン検査してるので大丈夫ですよ」の一言があり、ええいっ!信じてまえ!と超久々にメカジキを使ってみた。

全員分を調理する前に「試し焼き」をいつもするけど、この日は若干以上に早めに試して、私を含む給食室メンバー数人で試食というかお毒味。

ヒスタミン中毒はありがたい?ことに食べたからの発症時間が1時間前後と短い。
(顔面、特に口の周りや耳たぶが赤くなったり、じんましん、頭痛、おう吐、下痢などの症状)

ここまでしてメカジキを使う意味が?とツッコミはあっても、メカジキは加工のしやすさと食べやすいことは重々わかってる。何より生徒たちの食いつきの良かったこと!

10月の献立にも登場させちまって、やっぱドキドキするのでありましょう。





20160927ヒスタミングラフ




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プロフィール
現役の学校管理栄養士の日記です。

管理栄養おたぬき

Author:管理栄養おたぬき
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初心者マークの写真とイラストで給食、日常、おとぼけ話などを書いています。

 
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