言い訳しながら報告します

現役の学校栄養士が写真とイラストで報告する、言い訳の日々。

 

ハウス・ルール


Category: 給食の話   Tags: ---
築地の風景

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身内だけや一部の地域でしか通用しないローカルなルール。
「ハウス・ルール」と言ってることがあるけど、的を射た言い回しだと思う。

これは何も習慣とかだけでなく、そこでしか通じない呼び名もあるはず。

例えば、あるお方の家では雑巾のことを「タヌキ」と呼んでるかもしれない。
そうなると、「ちょっとぉ~、そこのタヌキ取ってぇ~」
もしその場に居合わせたら、本人たち以外は、えっ、どこにタヌキがいるの?とキョロキョロしちゃうだろう。

先日、今の給食調理場でもハウス・ルールがあると分かった。

生徒が配膳に使っているお玉やトング類で、取っ手が曲がったり、バネが壊れかかっているものなどをまとめて買い換えることにした。
あれこれひっくり返し、じゃあ、これとこれね、などなどまとめて、いざ、厨房用品を取り扱う業者へ電話。

「トングは10本で長さは18センチ、材質はステンレスで・・・」
などと順調に話が進んでいたのに、
「それと、「ギザ玉」なんだけど・・・」
「・・・はい?ギザ玉・・・ですか??」

聞き返されて、使えないヤツだなあ、新人君?などといぶかってしまい
「あの、だからギザ玉!」
さらに繰り返す私。沈黙する彼。

ハッ!と気がついた。
確かに私もここの調理さんたちと一緒に仕事をするようになって、初めて「ギザ玉」と言われて何のことやらサッパリ分からず「何すか、それ?」と聞き返してた。

「ごめ~ん、ほら、うどんとか春雨なんかをすくう時に使う、あのお玉」
「あ~、分かりました分かりました!うどんお玉ですね!」

そう、厨房用品の名称としては「ギザ玉」ではなく「うどんお玉」が正しい。
正しいし、この方が分かりやすいっちゃあ分かりやすい。
何でギザ玉なのか?と調理師さんに聞いたら、先がギザギザしてるから、と簡単明瞭、見たまんまの答えに笑ってしまったけど、いつの間にか私もギザ玉がこの方の名前だと思っていた。

物が目の前にあれば、見せるだけで「ああ~っ」となって話は通じる。
だけど電話だと、簡単に説明がつくことでも必要以上にアワアワしてしまう。
それがハウス・ルールの宿命かもしれない。


ギザ玉



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かぼちゃ大王


Category: 日々の出来事   Tags: ---
かぼちゃ大王


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ハロウィンって、日本ではすでに認知されてるイベントなのかしらん?

バレンタインはすっかり定着して、チョコレートが飛び交っている。
ハロウィンも、花屋さんやちょっとした雑貨屋さんの店先にはおもちゃカボチャや巨大カボチャが並ぶし、街中のディスプレイでもかわいい飾り付けをしている。
オレンジ色のカボチャのコロンとした形はラブリーだし、夜中に目が釣り上がって口裂け女風のコイツに出会ったら、心ゆくまでからかってやりたい!と思っちゃう。

給食でもカボチャを使う献立はある。
一般的な食材だし、決して使いづらいものでもない。
「ほうとう」では欠かせない食材だし、天ぷらにしたり、グラタンに入れたり、時にはカボチャケーキなんてのも作ったりする。

ただ、私はハロウィンの由来を知らないし、生徒の大好物って訳でもないカボチャを、あえてハロウィンにあわせて何か作るってことはしていない。
それに古い人間なので、冬至かぼちゃに軍配が上がっちゃう。

職場の若い女性職員に「ハロウィンって盛り上がってるの?」と聞いたら、20歳前半くらいでは、コスプレをしてお酒を飲み明かす口実として成立しつつあるとのこと。
そっか~、飲む口実か。
私だって、事情が許せば被り物ではしゃいでみたいけど、お呼びじゃないって追い返されちゃいそう・・・

じゃあ、学校はハロウィンで盛り上がってるの?

う~ん、中学校では世間で見るカボチャの数程、盛り上がってる風には見えない。
コスプレしてお菓子をもらいに近所の家に行けるのか?となると、再び、う~ん。
そもそも中学生はこの時期、文化祭で忙しい。
劇で農民とかシンデレラの役を割り当てられて、手一杯なのかしらん?

日本でのハロウィンの仕掛け人は誰なんだろう?
八百屋さんだとしたら、もっと八百屋さんの店先に並んでいいと思うし。

いずれにしても、カボチャはチョコレートほど生徒の心をつかんではいない様だ。

スヌーピー


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ディープ・パープル


Category: 給食の話   Tags: ---
ロールケーキ


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暖色系の色は食欲を増す、美味しそうに見えると言われ、寒色系は食欲減退、不味そうに見える。

そんな話の中で、確かに暖色系の料理や食材は浮かんでくるけど、寒色系というのはそうそうない。

私は色彩に詳しくないのだけど、紫ってどちらに入るんだろう?
暖色とも取れるし、寒色だろうって言われたらそんな気もするし・・・。
ただ、紫色の料理と食材もそうそうないはず。
あったとしても、食べたい!と思えるかどうかちょっとハテナマークもついちゃったりする。

紫色の食べ物として、頭に浮かぶのはブドウ。
デラウェアのような赤みがかった紫から、巨峰やピオーネのような深い紫色まで様々だけど、ブドウの場合、皮が紫色であって果実はグリーンがかったクリスタル。
いずれにしても慣れ親しんだ果物だし、皮と実のギャップがとってもお洒落な一品だから、食べるのに勇気は要らない。

ところが皮はいたって普通なのに、中身を見てビックリの代表格は紫芋じゃないだろうか。
今でこそ認知度も上がり、様々なお菓子でもデビューを果たしているから、名実ともに市民権を得ているけど、初めて紫芋を見た時には衝撃だった。

以前、紫芋が認知される前の話。
ある小学校が紫芋を使ったスイートポテト(だったと思う)をやったところ、家に帰って子供が「紫色のなんか分からないものを食べた」と親に話したのだろう。
紫色?なんじゃそりゃ??
ビックリした親から学校に連絡があり、大騒動・・・。

私は給食で紫芋を使ったことは無いけど、自宅で紫芋を使ったさつま芋ご飯を作ったら、ごはん全体が紫色にキッチリ染まり、ビックリ。
正直、好物であるはずのさつま芋ご飯にもかかわらず、あまり箸が進むとは言えなかった。

色の使い方はムズカシイ。
やっぱり食べ物は味だけでなく、見た目の経験値も必要ということだろう。


***今日の写真は、インテリアショップのイケア(IKEA)の店内レストラン。スウェーデンが本社だからかな?国旗に合わせた青とクリームのロールケーキが売られてたので食べた時の写真。
なんじゃこりゃ?アメリカ~ンなおもちゃ??
雰囲気は人を立ち止まらせるインパクト。食べてはフツーのケーキ。
これも商売としては成立してるのかなあ。***


ボルグ


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赤の定番


Category: 給食の話   Tags: ---
赤いグラス


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料理が盛付けられた皿が、全身グレーやベージュだったら、おいしそうって思えるかどうか。
かといって、ヒマワリよりも黄色いものばかり並んでもちょっと…。

人間は第一印象は大事だとか、惑わされないようにとかってあれこれ言われることがあるけど、料理に関しては、パッと見のインスピレーションってとても重要だと思う。

そして色(彩り)は、インスピレーションを左右する重要な役割を持っているはず。

一般的に、暖色系の色は食欲を増す、美味しそうに見えると言われ、寒色系は食欲減退、不味そうに見えると言われている。
レストランなどの照明が白熱灯であったりキャンドルを使うのも、この辺りが関係してるのかもしれない。

給食でも献立を作る時に、味や量と共に彩りも考える。
しかし、どうしても物足りなくなる色が「赤」。

赤い色の食材と言えば、トマト、赤ピーマン、まぐろ、イチゴ、サクランボ…。
あるにはあっても、どれだけ給食で使えるか?となるとかなりキツイ。

そこで給食では人参が登場してくる。
人参は赤じゃなくてオレンジじゃないかって?
ところがどっこい、給食では人参は「赤」という色に変身してしまう。

その使い道は、肉じゃが、野菜炒め、サラダ、スープ、などなど。
価格面でも使いやすさでも、大げさじゃなく、1日1回、あらゆる場面で人参は登場してくる。

結果、献立を作っている私でさえ、また人参か~、といい加減うんざりすることがある。
だったら食べる生徒だって…。

そう思ってしまうところだけど、健気というか、何と言うか。
生徒から人参のことで抗議を受けた覚えがほとんどない。
人参だけポイッとはねられて、残菜が人参だらけってことも無かった。

人参は給食の定番食材って、小学校から刷り込みされてるのか。
それとも無駄な抵抗をしないのか。

給食でほぼ毎日出没している人参。
家庭の食事で人参が出た時に、「給食でいつも食べてるんだから、もう人参はいいよぉ~」と言われていないことを願っている。


人参



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給食の絶滅危惧種~アルマイトの食器~


Category: 給食の話   Tags: ---
アルマイトの食器



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学校給食の流れの中で、移り変わっているものは食べ物だけじゃあない。
食器もそれなりに変わってきた。

昭和の時代、アルマイトの食器で給食を食べたって方もいらっしゃるだろう。
今も使っている学校もあるかもしれないけど、時代とともにアルマイトの食器も絶滅危惧種となっているはずだ。

アルマイトはアルミニウムを加工したもので、非常に軽い。
おまけに金属だから、気が遠くなるほど丈夫だ。丈夫と言うより壊れない、と言った方がいいかもしれない。
食器として分からない方は、鈍い金色や銀色のヤカンとか弁当箱としてアルマイトは生き残っているから、ああ、あの方々かって分かっていただけると思う。

しかし、食器として考えたらどうだろうか?
たまに一皿が金属製のものに盛り付けられていたら、アクセントにもなり変化をつけられるだろう。
お金持ちであれば銀食器なんてのも存在するし、スルタンクラスであれば金の什器で夜な夜な盛大な宴会をやっちゃうかもしれない。

でも現実は学校給食のアルマイトの食器。
必要以上に軽くて、年季が入ればヘコみがあったり黒ずみも目立つ。
そんな姿で料理を盛り付けても、おいしさは半減するし、金属ゆえの冷たさと味気なさは天下一品。

今思えば形もいろいろだったように思う。
スープを入れる小鉢型、丸皿に仕切りが付いておかずを2~3品くらい分け入れたり、お盆もおそらくアルマイトだっただろう。

働き者のアルマイト食器は、昭和のいつごろからだろうか?今度はクリーム色のポリプロピレンに取って代わられた。
そのポリプロピレンも、環境ホルモンの問題で一時は姿を消しそうになったが、配合を変えて今も生き残っている。それも色とりどりの進化系として現在も活躍の場があるようだ。

おそらく東京都区内の給食で、アルマイトの食器を使っているところは無いはずだ。
あったとしても、全部ではなくスープだけとか、一部だけだろう。
ここは改めて聞いたことがないので想像でしかないんだけど、当たらずとも遠からじだと思う。

じゃあヘコんでも黒ずんでもご長寿の彼らは、老後をどこで過ごしているんだろうか?
それとも天寿を全うして、すでに姿を変えて別物になっているのか?
漏れ聞こえてくるところによると、別物になった方々もいるし、地域の集会所などに引き取られ、イベントの時にお汁粉やみそ汁などを配膳するのに使われているとも聞いたけど、定かなところは分からない。

しかし、実はまだ給食の第一線で活躍しているご長寿さんがいる。

現在勤務先の学校では、食器類は調味料を小分けしたり、生姜やニンニクなど少量の食材の入れ物として、また、味見をする時などにも登場する。
お盆はそうした働き者たちをまとめる親分として、一族両党、休むことなく縁の下の力持ちとして毎日元気に働いてもらっている。
きっと、他の学校でも同じ様な使われ方をしているところはあるはず。

”老いては子に従え”なんて言葉は知らないお達者倶楽部の面々。
食器としての役目は終わっても、違う形で給食に貢献してくれている。
時代の語り部でもある彼等には、給食文化功労賞を差し上げたい。


ほっとでぃっしゅ


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内紛


Category: 給食の話   Tags: ---
内紛



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生徒にプレッシャーを与える献立。

それは、シチューや八宝菜、肉じゃが等々「おたまで人数分に分ける」献立。

給食は生徒が順番に担当し、準備や片づけをする。
準備であれば、ワゴンを教室内に入れて食器をセットし、担当する献立の配膳を行う。

この「担当する献立の配膳」をめぐって、時々、内紛が勃発する。

簡単で間違いがないってことでは、1人に1個の献立もの。
たとえばトースト1枚、みかん1個、魚1切れ、などなど。
何をどう考えても個数もので迷うことは無い。

一方で、内紛の元となるのが「おたまで人数分に分ける献立」
たとえば、和え物、肉じゃが、八宝菜、シチュー、などなど。
食缶にドサッとあるものを、おたまを使ってクラス全員にきれいに配膳するのは、技術と度胸が必要となる。

技術部門は、過不足なくクラス人数分に分けること。
度胸部門は、生徒によっては「キノコ入れるな」「もっと肉入れろ」など、食缶の中を覗き込んであれこれリクエストがあった時、それをはねつけたり時には説教できること。

そのため、個数ものとおたま配膳ものが並ぶと、たいていどの生徒も個数ものを狙いにいく。
時にはジャンケンで決めちゃって、負けたおたま担当者はガックリ。
おまけにどのくらいの量を盛付けたらいいか迷ってしまうと、準備に並んだ生徒の列がどんどん詰まるし、1個だけつければいい勝ち組からは「早くしろよ~!」と遠慮なく叱咤激励の言葉が飛んでくる。

こうならないためにサンプルを作る。
サンプルで量の確認をせよ!と、ほぼ命令口調で何度も何度も教えても、いざとなるとなかなかうまくはいかない。

こういう献立はプレッシャーはかかるだろうし、最初からうまくできる生徒はあまりいない。
でも、泣きが入ったり迷いながらも何度かやっているうちに要領をつかみ、過不足無く上手に配膳する生徒もいる。
「いい感じになったね~」と声をかけると、エヘヘ~っと照れ笑いをするだけだけど、こういう生徒は間違いなく家でお手伝いをしている。

要領や手際は、体験して初めて理解し、上達する。

家のお手伝いは、給食時間の平和に大いに貢献してくれている。


サンプル


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レーザービーム


Category: 食に関する表示   Tags: ---
イチロー



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賞味期限、消費期限。

あれっ?豆腐ってどっちだっけ??乾物は・・・

どうにも紛らわしいこの二つの表示。
実際には豆腐などはとっとと食べてしまうだろうし、日付の刻印から10日以上経ったものを「食べごろよね~」って思う方も早々はいないだろう。



賞味期限…おいしく食べることができる期限(best-before)。
     この期限を過ぎても、すぐ食べられないということではない。
消費期限…期限を過ぎたら食べない方がよい期限(use-by date)。
     今のところ一般的には5日間が目安になっています。

この2つの表示方法は、見直しされるとか何とかって言われていますが、どうなるんでしょうね。


家庭、レストラン、そのほか食べ物を扱う場所、そして給食でも、農林水産省で定められた表示に従って食材を取り扱うことに変わりは無い。

ただ、給食の場合、納品された時点で必ず日付表示やその他必要事項を記録として残しておかなければならない。
先日(10月12日)の「保存食」でもちょっと書いたけど、給食で使用する食材の管理でも、あらゆることと言ってもいいくらい様々な記録事項がある。

納品された時間から始まり、賞味期限、消費期限、野菜であれば産地、乾物類や缶詰などはロットナンバー、牛乳や肉、魚などの保冷品は赤外線の放射温度計で品温を測定、などなど。

特に保冷品は、納品された時点での品物の温度(品温)が重要となるため、放射温度計が出番となる。
赤外線放射温度計の使い方はとても簡単。
ウルトラマンのレーザービームみたいな赤い光が先端から出て、食品とかパッケージの表面にあてると、瞬時に「10℃」とか「2℃」って表示される。
表面温度を測ることだけに特化した、実に単純明快な一品。

これを使う目的は、言うまでも無く保冷品の品質確認。
表面温度が適切であれば、内部温度はさらに低いって考え方。
だから、納品された時点で表面温度が高いと、鮮度や品質のリスクが高くなる。
滅多に無いことだけど、物によって、場合によっては返品したり交換してもらったりってことの目安にもなる。

この放射温度計って、家庭で使ってらっしゃる方はいるんだろうか?
ほとんどいないだろうし、もし使ってらっしゃるとしたらかなりマニアックかも…。

とはいえ、レーザービームで温度が測れるって興味もあるんじゃないだろうか?
実際、私などもそのクチで、ブツが到着したその日は、自分の顔や手、壁、鉄のフライパン、沸騰したお湯の表面温度などなど。
結構な勢いであっちこっちレーザービームをあてまくり、調理師さんに呆れられていた。
もっともこのお遊び、10分で飽きるしその後は一度もしたことが無い。


ビーム



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牛乳パックのたたみ方


Category: 給食の話~牛乳   Tags: ---

How To?


給食ではビン牛乳だけだったもん、牛乳パックなんて知らないよぉ(-_-;)

そんな貴方のために、今日は”牛乳パックのたたみ方講座”

知ったところで何の役にも立たないことは100%保障!
ちょっとした余興ってことで…、あっ!お母さん、お父さん方は子供さんたちはこういう風にパックをたたんでるのかなあ、な~んて想像していただけるかな(強引な理由付け)

家庭でも1リットルの牛乳パックは、飲んだ後に 洗って・開いて・乾かして リサイクルに出すって方も多いと思います。
学校の飲用牛乳は200ml。おまけに毎日のこと。
テキトーにたたんでいると、すぐにポリバケツがいっぱいになっちゃう!
ということで、それなりのたたみ方で回収し、リサイクルに回しています。

勤務先の学校では、1リットル牛乳のミニチュアサイズの形をしてるのでこの方法をとってますけど、他のメーカーや学校では、違うかもしれないです。
それに、折り紙が得意、空間処理能力に長けている栄養士や先生がいるところは、芸術的なたたみ方を指導してるかな?
そう考えると楽しいですね~♪

なお、飲み残しがある時は、ストローを抜いてパックはそのまま(つぶさずに)回収、手をつけてない牛乳もそのまま回収、ストローはまとめてビニール袋に入れて回収、となります。

パターン1 簡単なたたみ方でも、並ぶと壮観

牛乳パック01


矢印01


牛乳パック02

矢印01

牛乳食缶


牛乳パックを単純に折り曲げただけ。この場合、折り曲げるだけなので上部のフタは開けたりしません。
そのまま折り曲げるので、場合によってはよくあるパターンで”中の空気とともに、残骸牛乳を撒き散らす”可能性のあるたたみ方です。

一番簡単で、誰にでも出来るたたみ方。
後は回収する牛乳食缶に空パックを並べる時に、給食当番や担当する係りのセンスとこだわりで、縦バージョン、横バージョンがあるようです。よく分かるように平積み状態でご覧いただいてます(笑)

現在は、「これはいいねえ、きれいだねえ」と言ったら、その後すべてこのパターンで続いています。


パターン2 覚えると病みつきになる?危険な折り紙式


牛乳パック01

矢印01

牛乳パック03

牛乳パックの上部を開けます

矢印01

牛乳パック04

両脇の部分が外折になるように、全体を平らにします

矢印01

牛乳パック05

底を下にして、両端をパック横の折線にあわせて中折り
矢印01

牛乳パック06

そのまま、今度は上部を中折し、底の三角形の部分に挟み込みます

矢印01

牛乳パック07

完成です!パチパチパチパチ~♪


牛乳パックをたたんだぜ!って実感の出来る折り紙式。
時間が無い時にはキビシイかもしれませんが、病み付きになる子供もいるようです。
普通、家庭では200mlのパックってあまりないかも?なので、刺激と達成感を伴うけれど、現在、私の勤務先の学校ではブームにはなっていません(・<>・)


特別偏 NGパターン


牛乳パック08


口を開けた空パックの中に、折りたたんだパックを並べて入れる。
これはNGとなります。

メーカーによると、回収したパックは機械で細く裁断。
ところがNGパターンのようになると、牛乳パックはかなりの強度となるため、カッターの破損、裁断できないなどの恐れが出てくる、とのこと。

学校では、少しでもコンパクトにということで配慮していただくけど、ちょっとこの方法はご遠慮を・・・。
と丁寧にハッキリとお断りいただいたパターン。

牛乳パックにも歴史有り。
テトラパックはどうだっけなあ~、なんて書きながら思い出していました。

牛乳飲んでます


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天敵


Category: 給食の話   Tags: ---
枝豆



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生徒の天敵の食材は?

即答しよう。
豆と茸(きのこ)。

生徒によって、地域によって差はあるにせよ、現在勤務している学校では迷うことなくこの2つが生徒の天敵食材。
それも不動の1位と2位の座を占めている。
野菜もあるにはあるけど(トップは茄子かな?)、例えばキャベツなどでも苦手と好きと分かれることが多いから、一概に「これ!」と言えるまでには至らない。

給食では、豆は五目煮豆にしたりサラダにする献立があるけど、予想通りこういう献立の日は残菜がググッと多くなる。

じゃあ、どうするか?
学校栄養士の役目は、生徒が苦手な食材を如何に誤魔化して食べさせるか、ってのもある。
これは、私以上に家庭で食事作りをがんばってるお母さん、お父さん方が、遥かに努力されてることだから本当に頭が下がる。

で、何をどう誤魔化すかっていうと、例えば卵焼きや春巻きの中に茹でた大豆をフードプロセッサーにかけて他の具に加える、ミートソースなども同じ手法で誤魔化しながら食べさせちゃう。
これなんかは定番。
こうでもしないと生徒は「残菜」という強硬手段にでる。

キノコもスープやすまし汁に入れると、配膳係に「キノコ入れたらぶっ殺す!」などと脅しをかける生徒もいるほど嫌われている。
どうにかえのき茸クラスは我慢して食べるけど、シメジや干シイタケとなると「なんで入ってるの~!」とデモ隊が押し寄せてくる。

どうも理由を聞いても「嫌い」「匂いがダメ」「味がしない」など、幼稚園レベルの答しか返ってこない。
「食べなきゃ勉強や運動にも影響が出てくるよ」と言ったところで苦手なものは苦手。
1回の給食でお腹が満たされなくても、家に帰れば他に食べるもの、それも自分の好物はあふれているのだから学校では「嫌い」と言って食べない手段をとるのだろう。

嗜好は大人になるにつれ変化し、苦手の度合いが変わってくることがある。
そして何が自分にとって大事なのか、再確認することとなる。
その時に改めて、栄養士がブツクサ言っていた理由が分かってくれればいい。

給食後、「春巻きおいしかったよぉ~!」と生徒のコーフンする声に、「そっかあ、また作るからね!」と答えながら、次回は豆の量と干シイタケの量を倍にしてやろうか?
な~んて画策を練る楽しみくらい、あってもいいよね~。


豆柴


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悩ましい存在、それは無洗米


Category: 給食の話   Tags: ---
銀座の稲



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無洗米を家庭で食べてらっしゃる方、多いんだろうか?

私は、無洗米ができました~ってアナウンスがあってすぐに一度食べたことがあるのだけど、まだ技術が追いつかなかったのか。お世辞にもオイシイとは言えなかったので、それ以来、一度も購入したことが無い。
このトラウマが尾を引きずっているのか、給食でも無洗米を使っていない。

大量調理をする給食施設では、研がなくてもいい手軽さと、大量に出る米のとぎ汁が水質に悪いと言われ、無洗米に切り替えているところもあると聞く。
家庭でも、簡単にスーパーや米屋さんから手に入るようになり、使ってらっしゃる方もいることだろう。

先日、米を注文したら、頼んでもいないのに無洗米がやってきた。
なんだよぉ~、と思い返品しようかと思ったけど、いや、いい機会だし使ってみよう!と思い直してごはんの時に早速炊飯してみた。

・・・・・・。

不味いとは言わないけど、甘味が無い?粘りが少ない?
とにかく水加減にも気を使い、炊飯したのに(ガス炊飯器を使用)あまり芳しくない結果。

なんでだろう?

給食の時、家庭で無洗米を使っている先生にも聞いたら、銘柄によって美味しい不味いがある、と明言された。
そうなんだろうか?

いや、聞いておいて「そうなんだろうか?」と改めて言うのは失礼なんだろうけど、なにしろリサーチ結果が一人だけだし・・・。
メーカーに問い合わせても、これ!という回答はもらえなかった。
価格でも割高な無洗米。
使い続けるのなら、それなりの理由と上手に炊飯できるコツが分からないとなぁ。

私はグルメとは言えないし、ごはんの甘味だ粘りだとこだわっても好みと言われてしまえばそれまで。

無洗米の存在は、ちょっと悩ましい。


*** ちょっとオマケのご報告 ***


本日も、外食フェアのご報告!

美味しいごはんを提供したい。
外食産業のお店にしてみれば、これって大事な問題。
でも、いいお米はお高い。
ごはんは毎日使うものだから、当然、経費に占める割合は高い。
どうしようか?
そんな悩める時に高級魚沼米に化けるかもしれない、魔法の粉を見てしまった。

試食品は?と尋ねたら、ありません。
ん~、自分じゃ使わないもんだからブツを食べてみたかったなあ。


味の素



以前から、炊飯する時に一緒に炊くと美味しくなるってものはあった。
こちらの商品は、パンフレットを見ると「おネバを作る」とあるから、まんまごはんの粘りを出すのを手助けする商品なのだろう。

ここのごはんはおいしいね~!なんて言ってたら、「当店は味の素を使ってますから」なんて笑顔で答えられたりして・・・jё_ёjj


藤正樹


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プロフィール
現役の学校管理栄養士の日記です。

管理栄養おたぬき

Author:管理栄養おたぬき
現役の学校栄養士の日記です。

初心者マークの写真とイラストで給食、日常、おとぼけ話などを書いています。

 
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